普段の食事で疲れやすい体質を改善しよう

疲れとはどのような状態のことを言うのだと思いますか。いろんな捉え方があるので何をもって疲れと言うのかは、人によって見解が分かれることでしょう。

ある人は眠くなったときだと言ったり、ある人はヤル気がなくなったときだと言うかもしれません。もちろんこれらの捉え方は間違いではありません。睡眠欲が増したりモチベーションが低下するのは、人間が疲れを感じたときの典型的な症状だからです。

医学的な観点から見ると、疲れとは体内の細胞の働きが弱まっている状態とされています。細胞の働きが弱まることで生命活動の中心にある体内酵素が不足し始め、人は疲れを感じるのです。

では体内酵素をキープして疲れを感じさせないようにするには、どうすればいいのでしょうか。その答えは、普段の食事から酵素を摂取することです。

酵素が豊富に含まれるものとしては、発酵食品と生の新鮮な食品が挙げられます。発酵食品とは、味噌、納豆、しょうゆなどのことです。生の新鮮な食品となると、野菜や果物などの調理をしていない状態が真っ先に思いつくことでしょう。見落としがちですが、魚介類もお刺身やタタキの状態にしておけば生の食品に該当します。

ファーストフードやジャンクフードもおいしいから、発酵食品や生の新鮮な食品ばかりを食べていられないよ、と思った方もいるかもしれません。しかし疲れを起因とする体の不調を何とかしたいのであれば、今回紹介した食品を積極的に摂取するようにしてください。体内酵素が不足しない状態をキープできていれば、疲れを感じにくい体質になっていることがきっと実感できますよ。